この記事でわかること
- この「おきて」の意味
- より多くの人と友情を育むヒント
スカウトは友情にあつい
スカウトは、兄弟として仲良く助けあいます。
すべての人を友とし、相手の立場や、考え方を尊重し、思いやりある人になります。
同じ制服を着ているから、同じサインを知っているから仲間なのではありません。
「ちかい」と「おきて」という同じ価値観のもと、活動しているからこそ深い友情が生まれるのです。
スカウトは、互いに信頼し、励ましあい、助け合って心身を発達させ、友情の輪を広げます。
班から隊に、隊から県に、県から国へ友情の輪は必ず身近なところから広がります。
実践のヒント
たくさんの友人を作る
挨拶をされて嫌な人はいません。お互いがさわやかな気持ちになるからです。
誰とでも、気軽に挨拶ができるよう意識しましょう。
困っている時に助けてもらうことはうれしいものです。
助けてもらいうれしかった気持ちを忘れず、自分も進んで他人の力になりましょう。同じ気持ちを広げていくところから友情の輪も広まっていきます。
班の中の友情
班には異なる学年や様々な特性を持ったスカウトが集まっています。一人一人が、お互いに支えあいながら自分に任された務めを果たし、進歩・向上する事こそ班活動のねらいです。
班員一人一人では、キャンプの日常生活さえままなりません。一見困難な課題でも、班の中と力を合わせれば達成することが出来る。
その経験こそが、友情の力を信じることが出来る自分だけの確かな根拠となります。
積極的に友達を作る
活動の様々な課題を解決していくため、意見を出し合い、お互いに協力する経験は、友達の新たな一面を知り、新たな友情を生み出すチャンスです。
積極的な態度は、課題解決だけでなく、自身の身体的・精神的発達を果たすうえで有益です。
異性との交際は望ましいマナーを
性別の違いにより、身体的特性には違いが出てきます。異なる性別の人と互いに協力し合って活動したり、交際することで、体験的に違いを実感します。
実体験として、性差の違いを知っていることで、男女間に求められる社会的つとめの差についても深く理解することが出来ます。
男女交際に限らず、すべての交際は相手の立場を理解し、寄り添い続ける努力が必要です。
他人の立場で物事を考える、責任ある社会人として成長するためにも、大変意義深いものです。
平等の意味を正しく知る
お互いに思いやる心がなければ正しい友情関係とは言えません。
スカウトは自分と友人との関係が、常に平等かを意識したいものです。
どんなにしたいい間柄であっても、スカウトと指導者、青少年と成人といった関係には節度ある接し方が必要です。
正しい言葉遣いを理解し、自分は学ぶ側であるということを常に忘れない態度が必要です。
まとめ
- さわやかな態度でだれとでも友人になれる
- 進んで仲間と助け合うことが出来る
- 積極的な態度で友情をはぐくむ
- 身体的な性差を理解し、相手の立場に立った行動が出来る
- 平等な人間関係を築く
- 自分を導く人を尊敬できる
より良いスカウティングを目指しましょう 弥栄