この記事でわかること
- この「おきて」の意味
- 様々な事に勇敢な挑戦ができるヒント
スカウトは勇敢である
スカウトは、勇気をもって正しく行動します。
どんな困難でも挫けずに、新しい道を切り開きます。
スカウトには、どんな困難を前にしても、挫けず道を切り開くことが求められます。
どんなに周到な計画を立て、スキルを磨いて準備をしても、実行に移さなければ、結果を得ることはできません。
「しっかり勉強してから」「失敗しないように練習してから」と言ってなかなかやりたいことを実行に移せない。
人間だれしも、そんな経験があるのではないでしょうか？
そんな、「最初の一歩」を突き動かす精神力、勇気についてのヒントです。
実践のヒント
勇気とは何か？
勇敢な心は日々の積み重ねが大切です。
困難に出会ったとき、弱気にならずに目標達成までの方法を見つけ、やり遂げるためには何が必要か仲間たちと考え、議論し、自分なりの準備をしておく必要があります。
一言に「困難」といっても感じ方は人それぞれです。
スキルや体力によって立ち向かえる困難には差があります。一人であれこれ悩みすぎずに、時には指導者や仲間に、相談や協力を求めるのも良いでしょう。
外部に助けを求めるのも、あなたが切り開いた課題解決の道の一つです。
未知のものに挑戦する
人間はだれしも、未知のものを探求する冒険心のような心を持っています。
しかし、未知のものに挑戦するには大きな不安が立ちはだかるのも事実です。
事前に十分な訓練や調査を行い、不安の払しょくできる自信を身に着けることが出来れば、安心感をもって安全に新しいことに挑戦できます。
どんなに訓練や綿密な調査を行っても、実行できなければいけません。
実行までには様々な困難も露呈しますが、仲間の力を借り、指導者のアドバイスに耳を傾け実行に全力を注ぎます。
やり遂げた経験の積み重ねが、新たなことへ挑戦する原動力となり、次第に、新しいことへの挑戦が大好きな自分へと成長することが出来ます。
正しい判断力を身に着ける
危険な状況を敏感に感じ取り、素早く冷静に判断し計画を柔軟に変更できることも「勇敢」な力の一つです。
また、活動中に予測される危険は、計画段階でできる限り予知し対応策を検討し危険は最小限にしておきます。
新たな挑戦をする際は指導者・先輩などの年長者にアドバイスを求めます。
挑戦は時として自分の能力を大きく超えてしまっていることがあります。しかし、自分ではそれに気が付くのは難しいものです。
普段から自分のことを見ていてくれている年長者にアドバイスをもらうことで、「無謀な挑戦」か「勇敢な挑戦」かを判断するヒントになります。
無謀な行為
挑戦は自分の成長にとって意味のあることでなければなりません。
誰かからそそのかされたり、「なんとなく」で物事の筋を外れた行動をしてしまうのは勇敢な行動ではありません。
過激なことや人に迷惑のかかることをして「自分は他人が出来ないことをやってのけた」と優越感に浸ったり、スリルを求めて軽率な行動をすることは勇敢な行動ではありません。
自らの品性を貶め、名誉を汚す行為ですので現に慎みます。
まとめ
- 「勇気」について普段から考え、必要な訓練を積んでおく。
- 人に助けを求めるのは、逃げではなく新たな別の道。
- 最後までやり抜いた経験を積む。
- 素早く柔軟な判断力を養う。
- 年長者の意見も参考にする。
- 無謀と勇敢をはき違えない。
より良いスカウティングを目指しましょう 弥栄
