カブ隊

カブスカウト活動の目標

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子どもが入隊したけれど・・・

カブ隊の活動を見ている時、以下のような疑問を持たれた方は少なくないはずです。

カブスカウト隊に入隊したけど、外で遊んでいるようにしか見えないよ!

社会性を身に着けるって聞いたけど、具体的にどうするの?

カブスカウトの活動っていったい何を目指いしているの?

ボーイスカウトでは、楽しい活動の中で「しらずしらずのうちに」より良い社会人へと成長することができる教育システムが組み込まれています。

しかし、そのシステムは、活動に送り出す保護者にとっては非常に分かりづらいものです。

カブスカウト活動のねらいは良き社会人としての基本を身に着け、より高度な社会教育であるボーイスカウト活動へと繋げるための準備を行うことです。

カブスカウト活動には活動のねらいをより具体化した活動の目標というものが存在します。

カブスカウト活動は活動の目標が12個設定されています!

活動の目標を知ることで、子供たちが行っている活動への理解が深まります!

ボーイスカウトでは、子供たちの成長段階に合わせた活動を提供するため、年代ごとに活動する隊を編成しプログラムを展開します。

カブ隊の子供達はどんな年代?

カブスカウト活動は、小学3年生から小学5年生を対象とした活動です。

この年代の子供たちが、自然の中の活動や、社会貢献活動を通じて自立心社会性を身に着けることを目的として活動しています。

カブスカウト活動の対象年代はギャングエイジと呼ばれ、子供たちが徒党を組み遊びはじめ、時にほかのチームと競い合いながら、社会性の基礎を身に着けていく段階です。

カブスカウト活動は、ギャングエイジの子供たちの特性である集団に所属したい欲求や有り余るエネルギーを上手に役立て、子供たちが自立心社会性を育てつつ、責任ある社会人へ成長することを手助けする教育運動です。

↓カブ隊について詳しく↓

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カブスカウト活動12の目標

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カブスカウト活動は以下のような目的をもって展開されています!

  • 神(仏)をうやまい、自分への責任を認識させる
  • 自然に親しみ、愛護する心を育てる
  • 小グループの中で、相互に影響し合う機会を提供する
  • 所属意識を伸ばし、目的を達成した時の充実感を感じさせる
  • 自ら考え判断し、決断する力を養う
  • 健康と安全いついて認識させる
  • 好奇心と冒険心を満足させる
  • 体の動きを高め、創造力を伸ばす
  • 体験をとおして学ばせる
  • フェアプレーの精神と正義感を養う
  • 愛と感謝の心を持つ
  • 国際組織の一員であることを学ぶ

上記12個の活動目標を以て、カブスカウト活動は展開されます。

解説

理解し、感謝できる力

活動目標の最初に掲げられているのが、信仰についてです。

キリスト教仏教イスラム教などといった宗教のことを考えると、現代日本人にはピンとこないかもしれませんが、日本人が昔から持っている、全ての行いは、お天道様が見てるのだ。といった考え方や、ご先祖さまへの感謝、海の神・山の神といった神さまの存在を通して自然を理解するといった価値観も立派な信仰です。

信仰を持つことは、人生の中に価値判断の軸を持つということであり、社会や自分自身に対する責任を認識することです。

ポイ捨てや卑怯な行いを見て、「自分だったらこんなことしない」「一人の人間として恥ずかしい」と思えることは、無意識下にある価値判断によって行われ、責任感として感じられますます。

カブスカウト活動では、信仰を持つこと、カブスカウトのやくそくや、さだめ日々の生活で実践していくことで、責任ある社会人へ成長することを目指します。

成し遂げる力

カブスカウト活動は、やといった仲間たちと一緒に協力し、時には競い合いながら様々な活動を展開します。

その活動は所属する喜びコミュニティへ貢献する楽しさを認識させ、子供たちの人生をより豊かにすることを目的としています。

カブスカウト活動では、仲間と協力し、班での発表やスポーツ大会優勝といった成果を達成することを繰り返し経験します。

仲間と一緒なら大きな成果を上げることができるというこは、逆説的に言えば個人としての無力さを受け入れることにも繋がるからです。

人間は、誰しも足りない部分を持ち仲間と補い合いながら生きているということを、経験から繰り返し学び時間をかけて受け入れることができます。

昨今の社会問題の背景として、他人に頼れず困窮してしまうケースが散見されます。

人間は常に、力を合わせて生きているということを子供の時から経験的に知ることで、避けることができる困難も少なくないはずです。

自ら考え判断し、決断する力

カブスカウト活動は、普通の習い事とは異なり、自分たちで考え、決め、行動する活動です。

カブスカウト年代である9歳前後は、脳が発達し、理論的に答えを導きだしたり、抽象的な考え方が可能になります。

感情的な衝動を抑え理論的な行動ができることは、社会の中で生きていくうえで非常に大事な、コミュニーション能力の一部でもあるのです。

活動の中で、考える力や決める力を伸ばすことは、終身雇用の崩壊やAI技術の台頭による社会が求める人材の変化に対応できる柔軟な考え方を持つことにも繋がります。

まとめ

カブスカウト活動の目標
  • より良き社会人へと成長するための基礎を身に着ける。
  • より高度なボーイスカウト活動への準備を行う。
  • 12種類の活動目標が設定されている。
  • 「社会性」「自立心」「行動力」などを育む。

ボーイスカウトの始め方

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