ビーバー隊って遊んでるだけでは・・・？
子供がビーバー隊に通い始めると以下のような疑問が沸く方も居るのではないでしょうか？
みんなでゲームをしたり遊んでいるだけようにしか見えないけど、何か意味はあるの？
工作や見学なら学校の授業でもできるよね？何が違うの？
ボーイスカウトは、子供たちが責任ある社会人へと自らを成長させていくことを手助けする目的で、学校教育や家庭での生活を補完する教育を行っている運動です。
目的を達成するため、ボーイスカウトでは子ども達の年代に合わせ、活動する隊を分け、それぞれの活動に対し「ねらい」と「目標」を設定しています。
子ども達の参加する集会の活動内容は、各隊の「ねらい」とそれを実現する「目標」に基づき設計されます！
今回はビーバースカウト活動の「ねらい」について解説します！
ビーバースカウトの活動のねらいとは？
ビーバースカウト活動のねらいは次の３つです！
- みんなとともになかよく遊ぶ
- 自然に親しむ
- 楽しみや喜びをわかちあう
ビーバースカウト活動のねらいは、小学１・２年生の子供たちが、将来の社会生活に向けて、ボーイスカウトの仲間たちと体験し獲得してほしいことを定めたものです。
解説
それぞれの「ねらい」には、次のような願いが込められています。
ビーバースカウトの活動では、体全体を使った楽しい遊びやゲームを、仲間とともに行います。
仲間との遊びの中で、体を動かす楽しさを知り、子供たちの基礎体力を伸ばすことにあります。
子供たちが社会性を身に着けたり、効率的に学習に取り組むためには、幼少期に育んだ基礎体力が非常に重要です。
小学校低学年の時期に良く遊び、体を動かすことによって発達する基礎体力は、健康を維持し、学習や社会生活を学んでいく上での大切な基盤となるからです。
また、仲間との遊びは、学校や家庭以外での社会生活の予行演習であり、子供たちの社会性の地盤となります。
ボーイスカウトでは、その活動の多くを自然の中で行います。
自然は、子供たちが、自ら発達する機会にあふれているからです。
川や海で泳いだり、動植物をよく観察し、痕跡を追跡したりすることは、予め学習させることが定められた学校の授業では得ることのできない、１００人居れば１００通りの発達の機会を与えてくれます。
実際に自然に触れ、自然の神秘や生命の尊さを感じることは、命や自然、物を大切にしたり、自分自身や他人を尊重する力を伸ばしてくれます。
ビーバースカウトの活動は、仲間たちとともに活動するところが重要です。
家族やクラスメイト以外の仲間たちと、様々な活動を通じてふれあい、様々な感情を共有していくことは、子供たちの感受性を高め、他人との距離感や協調性といった社会性を実践的に学ぶことができます。
ビーバースカウトは新たなことにチャレンジしたり、たくさんの経験に触れること、楽しみながら活動することを重視して活動を展開しています。
まとめ
- ビーバースカウト活動のねらいは3種類
- みんなとともになかよく遊ぶ
- 自然に親しむ
- 楽しみや喜びをわかちあう
- 楽しみながら、体と心を健全に発達させる
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