今回の集会の目的は・・・?
ボーイスカウトの活動を眺めていて、こんな疑問を抱いたことはないでしょうか?
キャンプをしたり、清掃したり活動に脈絡がないのでは?
ボーイスカウトって子供を使って募金集めさせてるのでは?
募金させてどんな意味があるの?
確かに活動を外側から眺めているとそう感じてしまうのは自然なことです。
ボーイスカウトは、様々な体験を通して子供たちが責任ある社会人へと成長する手助けを行う教育運動です。
ボーイスカウトでは、様々経験により青少年に身に着けてほしいことを具体的に示すため、部門ごとに活動の目標を定めています。
この記事ではボーイスカウト部門が掲げる活動の目標について紹介します!
ちなみに隊長さんは必ず活動目標の中から目標を選定し集会を計画します。
↓ビーバースカウト部門の目標↓
↓カブスカウト部門の目標↓
ボーイスカウト活動13の目標
ボーイスカウト活動は下記の13個の目標をもって展開されます!
- 神(仏)をうやまい、自分のつとめを行う。
- 野外活動により大自然を知る。
- 自分の役割と責務を果たすことを学ぶ。
- 人生に有用な知識と技能を習得する。
- 自ら考え判断し決断する力を養う。
- 自分の特性と長所に目覚め、創造力を伸ばす。
- 健康の増進につとめ、身体を強健にする。
- 好奇心と冒険心を満足する活動を行う。
- リーダーシップを身につける。
- 他の人々の役に立つ奉仕活動を行う。
- フェアプレーの精神と正義感を養う。
- 愛と感謝する心を養う。
- 国際組織の一員として、国際理解について学び体験する。
解説
ボーイスカウト部門の活動目標のうち代表的なものを紹介します。
ボーイスカウト創立者ベーデンパウエル卿は、自然こそが子供たちが自らを成長させるために最高の舞台であり、同時に最高の教材でもあると述べています。
自然の中で活動することは、子供たちのからだを強くし洞察力を鍛えてくれるだけでなく、自然が与えてくれる困難を仲間たちと乗り越えることによって、社会性や責任感を経験から学ぶことができます。
↓詳しくはコチラ↓
「からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います」
スカウトのちかいにも含まれるこの一文は、自らの体や心、精神を成長させる責任は自分自身にあり、生涯にわたり自らを成長させる努力を怠らないという決意表明です。
体が健康であることは、自らを成長させる努力を行うための絶対条件です。
ボーイスカウト年代から、自らの健康を維持する知識や、有害な誘惑から身を守る方法を学ぶことは、自らを律し、責任ある社会人へ成長するための重要な活動です。
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ボーイスカウトは、カリキュラムの中で子供たちのリーダーシップを伸ばすことを主要な目標に据えています。
これは、ほかの習い事や部活で副次的に伸ばすことのできるものとは大きく異なります。
他の習い事では、キャプテンや部長などごく一部の人間しかリーダーシップを実践的に学ぶことができません。
しかしボーイスカウトでは、「炊事の事に関しては班長の権限を越える炊事係」「ロープワークに関しては先輩をも指導する後輩」などいった形で、すべてのスカウトにリーダーシップを経験できるシステムを採用しています。
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まとめ
- 思春期を迎える子供たちの成長に寄与する13の目標が設定されている。
- 集会はいずれかの目標に基づき計画される。
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