【初心者向け】カブの組長次長とは？【リーダーシップ】

カブ隊の組長・次長が務まるか心配・・・

カブスカウトに入り何年か立つと、お子様がカブスカウトの「組長」や「次長」という役職につくことがあります。

「自分の子供がリーダーなんかできるの！？」

「組長になったらどんなことをするの！？」

そんな疑問や不安が湧いてくるかもしれません。

しかし、「組長」や「次長」は子どもたちをより成長させるために設けられたカブスカウトの教育システムの一つです！

組長・次長は特別な才能を求められる仕事ではありません！

カブスカウトには、子どもたちが十分にリーダーシップを発揮できるようにフォローする仕組みがあります。

こちらの記事で組長・次長の役割を知っていただき、リーダーに選ばれた子どもたちの背中を自信を持って後押しし、楽しく活動できるように励ましてあげてください！

リーダーシップを発揮する経験は、単に組織を率いる能力の向上に留まらず、自身を責任ある社会人へと育てる切っ掛けとなります！

カブ隊の組長・次長の仕事

「組長」・「次長」はカブスカウトたちのガキ大将です！

組長は下記のような仕事を行います。また、次長は組長を補佐し、組長欠席時には代理で組長の業務を行います。

組長次長の選ばれ方・教育的ねらい

カブスカウトの組長は、隊長やデンリーダーに選ばれるものではなく、組の仲間たちが相談し決定します。

大人に「やれ」と言われ義務的に行うのではなく、皆に選ばれて、カッコよく組の旗を持ち、皆の先頭に立つ特別な立場になるのだという気持ちは、組長・次長の仕事を行う上でのモチベーションと責任感を引き出します。

組長次長の教育的ねらい

組長・次長を経験し、グループを率い、幼いものをフォローする経験は、ボーイスカウト隊へ上進した後、再び後輩という立場になった時、与えられた自分の仕事に対する責任感や年少者としての振る舞い方に大きな影響を与えるはずです。

これは、将来子供たちが巣立っていく社会でも同様です。

仮に、リーダーシップを発揮できる環境がなかったとしても、チームを率い、時にに苦労した経験は、仕事や社会に対し、自分は責任を果たすべき存在なんだという大切な気持ちを育ててくれます。

これは、常に他人に責任を押し付けてきた、リーダーシップ経験を持たない普通の人材に対し、これからの時代を生きていく上で大きなアドバンテージとなります。

おすすめ書籍

ボーイスカウト活動に役立つ（ような気がする）おすすめの書籍を紹介します。

今回はほめるのをやめようです。

この本は、上司やプロジェクトリーダーなどに向けられ書かれている本ですが、子育てや、ボーイスカウトで立場に悩む人の不安を解消できる力を持っている一冊です。

一般に、リーダーシップを発揮し、組織を円滑に進めていくことができる人は、豊富な経験や実績、聞くものを魅了する話術があったりと、特別な才能を求められると思われがちです。

しかし、皆が悩む人を動かす方法を、本書ではシンプルに「お願いする」という方法で解決します。

「なーんだ、当たり前じゃん。」

と思うなかれ、相手を信頼し、お願いするということは、お願いする側も、お願いされる側も幸福になる重要な第一歩だったのです。

リーダーシップや自己肯定感を解説する書籍は巷にあふれていますが、他のホントは異なる斬新かつ、シンプルな切り口が痛快な一冊です。

ほめるのをやめようposted with ヨメレバ岸見一郎 日経BP 2020年07月27日頃

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まとめ

ボーイスカウトの始め方

より良いスカウティングを目指しましょう　弥栄