そもそもボーイスカウトって?
ボーイスカウトとは、青少年が責任ある社会人へと、自らを成長させる手助けを行うために生まれた教育運動です。
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ビーバー隊は、そんなボーイスカウト運動の最年少の小学1・2年生の子どもたちを対象にした、いわば入口の活動です。
ビーバー隊って何?という方はこちら⏬
今回はそんなビーバー隊に子どもたちを参加させるとどのようなメリット、デメリットがあるのかを紹介します!
ビーバー隊で得られるメリット3選
- 基礎的なコミュニケーション能力を身に着ける
- 自己肯定感のタネを発見する
- アウトドア体験を通し自然に触れ合う
コミュニケーション能力を育てる
ビーバー隊では子どもたちに家庭、学校、以外の第三のコミュニティを提供します。
ビーバー隊活動は学校で出会う友たち以外の仲間とも活動します。
そのほか、学校や家庭以外の社会の中で様々な活動を行い、たくさんの人たちと触れ合いながら活動が展開されます。
様々な人が様々に関わり合いながら社会を作っていることを体験的に知ることで、初めて出会った人を拒絶せず、まずは一旦受け入れてみるという、コミュニケーションの入口となる感覚を身につけることができます。
自己肯定感のタネを発見する
ビーバー隊ではどもたち一人一人の自信を育てます。
ビーバー隊では、屋外での活動を中心に、スポーツやゲーム、制作、料理や発表など様々な活動を行います。
子供たち一人一人が「好き」や「やりたい」と感じることができる「得意なこと」を発見してもらい、それを伸ばすことが子どもたちの自信を育てることにつながるからです。
自分の得意なことを知っているということは、人生の様々な場面で自分の居場所を見つける道標となります。
居心地の良い場所を見つける能力は、精神を安定させ、成長の土台となり、自身のパフォーマンスを最大化するためにも非常に重要な能力です。
アウトドア体験を身近に
アウトドア体験をより身近に、より楽しく
ビーバー隊に限らず、ボーイスカウトでは屋外の活動を基本としています。
それは、ボーイスカウトの創始者が自然は教育における最高の舞台であり、教材であると考えたからです。
しかし、家庭などで自然の中の活動を子どもたちに体験させたいと思っても、安全の確保が難しかったり、準備などに時間がかかり、大きな負担となります。
ビーバー隊や、それに続く隊に参加することで、より身近により気軽に自然の中での体験を子どもたちに提供できます。
デメリット3選
- スケジュールが拘束される
- 費用がかかる
- 安全上のリスクがある
スケジュールに束縛させる
決まった時間決まった場所で活動する必要があります。
ビーバー隊の活動は概ね月に2-3回、日曜日に半日程度、地域の公園や集会所などで行われます。
教育的質の確保及び安全確保の観点から、基本的に、自由参加や流れ解散は行っておりません。
従って、ご家族の予定等をビーバースカウト活動に合わせて頂く必要があります。
ただし、ある程度の日程の調整は可能ですので、隊長さんにご相談下さい。
費用がかかる
ビーバー隊の活動に参加するためには費用の負担をお願いします。
ボーイスカウトのスタッフのほとんどは無償のボランティアです。
しかし、保険代や登録に関わる費用はどうしても発生してしまいます。
一般的には年間で2-3万円程度の固定費の他、キャンプ等の場合はその参加費のご負担をお願いしています。
安全上のリスクがある
充分な対策を行い活動しますが、けがをする可能性もあります。
ビーバースカウトの集会はすべて、安全対策も含め事前に計画され、所属団の会議にて承認された後に活動を行っています。また指導者には安全対策の研修や年次eラーニングを受講させるなど、十分な安全対策を講じて活動しております。
しかし、自然の中での活動や、道具を使った活動をするにあたって、けがや病気をゼロにすることはできません。
したがって、ボーイスカウトでは活動中にケガをしてしまった場合に備え「そなえよつねに共済」という共済制度を設けています。
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まとめ
- 新たな社会に所属し、多様性を知りながらコミュニケーションの基礎が身に付く
- 様々な体験を通し子どもたちひとり一人の「得意なこと」を見つけ、子どもたちの自信が育つ
- アウトドア活動を気軽に身近に体験できる
- 団体で活動のため、開催日時が決められています。いつでも好きな時に参加できる気軽さはありません。
- ボランティア活動に支えられてはいますが、活動のため、最低限、費用を負担する必要があります。
- 様々な活動の中で、怪我や病気のリスクはゼロではありません。ただし万が一のための共済制度も存在しています。
ボーイスカウトの始め方
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