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この記事でわかること
2級スカウトのここがスゴイ!
2級スカウトの目標
2級スカウト章取得のための全課目
2級スカウトのココがスゴイ!
自分のやりたいことを見つめ計画・実行・報告ができる!
2級スカウトは班の中心として、班の中での炊事や備品係、安全やマネジメントなどの役割に積極的にかかわっていきます。また、初級スカウトへの指導も求められるようになります。
2級スカウト課目の仕上げ課目として行われるハイキングの実施は、ほとんどの子供たちにとって人生初の「プロジェクト」となります。
いままでは、家庭生活でも学校生活でも、準備されたプログラムをこなし、終わったら感想文を書くぐらいが関の山でした。
しかし、自分の「プロジェクト」では「自分がしたい事」をアウトプットし、実現可能な形にルート・時間・備品・安全管理などを「計画」し、報告・改善を前提に記録を取りながら「実施」し、報告書にまとめて「報告」する必要があります。
この作業は、非常に高度で、しかしながら、社会人として仕事をこなしていく上では最も大事なスキルです。
2級以上では、たびたび「プロジェクト」が求められます。
プロジェクトを自分の体験として経験しておくことは今後の人生において、計画性など実務的な能力以外にも、人を思う心や気持ちを言葉にする力、深く考える力を大きく伸ばしてくれることでしょう。
2級スカウト章
キーワード
「ハイキング」
目標
班の中心として、ハイキングの計画・実施・報告が出来るとともに、初級スカウトの指導ができる。
2級スカウト章 全課目
1.基本
- 「ちかい」と「おきて」について意味を説明でき、その実践に努力していることを隊長に認めてもらう。(隊長認定)
- 日本の国旗の意味、歴史、仕様を説明でき、班や隊の活動で国旗を正しく掲揚できる。
- 外国旗及びその国のスカウト章を5か国以上見分ける。
2.健康と発達
- 体温、脈拍と体調の関係について説明する。
- 救急法
- 日常遭遇しやすい次のような場合の応急手当や対応を説明できる。
- 鼻血
- 目のちり
- やけど
- 指の切り傷
- 立ちくらみ
- 頭痛
- 蜂、ダニ、毛虫などの虫刺され
- 熱中症
- 三角巾で他の人の頭、手、ひざ、足に包帯を巻き、腕を吊る方法を実演する
- 日常遭遇しやすい次のような場合の応急手当や対応を説明できる。
- 隊、または半の安全係を3か月以上担当する。
3.スカウト技能
- ハイキング・読図
- 16方位と方位角の呼び方を覚え、コンパスで進路を発見する。
- 2万5千分の1地形図を用い以下のことをする
- 図上に示された2つの地点の間の方位角、直線距離、標高差、道路に沿った歩行距離を読む。
- 真北と磁北の違いを説明する。
- 500m(または1km)ごとの方眼を正確にに書き入れた地形図により、6桁(または8桁)座標読みを行い、示された地点に到達する。
- 三角点、水準点、標高点、等高線とは何かを知り、三角点または水準点の標石を発見する。
- 10個以上の地形図記号を覚える
- コンパスを用い、バックベアリングができる。
- 地図とコンパスを用いた10km程度のハイキングを計画し、隊長の指名する2級以上のスカウト(但し、適任者がいない場合はベンチャースカウトも可)とともに、保護者の同意のもと実施し、報告する。このハイキングは1.基本①および6.班長会議①以外の科目を終了した後に、仕上げの課目として行う(隊長認定)
- キャンピング
- 次の野外料理を作る。
- 複数人数分の米飯および味噌汁
- 複数人数分の野菜、肉、魚、卵を材料とした2種類以上の料理
- かま、なた、のこぎりを安全に使用でき、手入れと補完ができる。
- 樋口、焚き木、薪を作り、マッチ2本で火をおこし、500mlの水を沸騰させえる。
- 次の野外料理を作る。
- ロープ結び
- 次のロープ結びの使い道を理解し、実際に使う。
- 巻き結び
- ねじ結び
- 引きとけ結び
- ちぢめ結び
- 腰掛結び
- てぐす結び
- てこ結び
- 張り綱結び
- 次のロープ結びの使い道を理解し、実際に使う。
- 観察
- 食用植物、有毒植物をそれぞれ2種類以上見分ける。
- 24個の小さなものを1分間観察し、そのうち16個以上を記憶によって答える。
- 計測
- 100mの距離を誤差5%以内で歩測する。
- スカウトペースで、2kmを15分で移動する。
- はかりや計測機を使わずに、1合の米、1Ⅼの水を15%以内の誤差で測る。
- 通信
- 片仮名手旗信号で15の原画を理解し、10文字程度の語句を発信、受信できる。
- 追跡記号を10種類以上覚える。
4.奉仕
- デンコーチとして3か月以上の奉仕、または社会奉仕活動を3回以上実施する。
5.信仰奨励
- スカウツオウン・サービスで自分ができる役割を果たし、「ちかい」と「おきて」を日常で実践したこと、実践により感じたことを発表する。
6.班長会議
- 初級スカウトとして3か月以上、隊および班活動に進んで参加したことを班長会議で認めてもらう。
まとめ
2級スカウト章
- 班活動の中心として様々な仕事をこなすことができる。
- 「ちかい」と「おきて」の意味を理解し、日常生活で実践できる。
- 身の回りのけがなどに対応する知識がある。
- キャンプ・ハイキングで必要となるスカウト技能をこなせる。
より良いスカウティングを目指しましょう 弥栄
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