奉仕の心で社会に貢献
18歳以上のスカウトを対象にしたスカウト活動、「ローバースカウト」活動について紹介します。
ボーイ隊までの活動で得た経験とベンチャースカウト活動で培った行動力を用いて社会に奉仕し、社会が抱える課題に対し、具体的にアクションを起こし、自己研鑽と問題解決に同時に取り組み活動します。
また、ローバースカウトの活動を支援する組織として、「全国ローバースカウト会議(RCJ)」が組織され、スカウトたち自身により自治的に運用されています。
ローバースカウト隊はこんなところ
対象年齢
18歳以上25歳以下
活動の「ねらい」と「目標」
自己探求奉仕
- 明確な信仰を持ち、自己の所属する教宗派の行事に進んで参加する。
- 高度の野外活動高い活動により、身体を鍛錬しスカウト技能を磨き奉仕能力を向上させる。
- 自ら課題を設定し、調査、実験及び実習によってこれを研究し、自己の生活をさらに開発する。
- ビーバー隊、カブ隊、ボーイ隊又はベンチャー隊の訓練指導に協力し、奉仕する。
- 地域社会への認識を深め、地域に貢献する。
- 国際組織、国際社会の一員として、相互理解を深め、国際活動、国際協力について学び、実践する。
ちかいとおきて
スカウトのちかい
私は名誉にかけて次の三条の実行をちかいます。
一、神(仏)と国とに誠を尽くしおきてをまもります
一、いつも他の人々をたすけます
一、からだを強くし心をすこやかに徳を養います
ボーイスカウト年代以降のスカウトの「ちかい」・「おきて」は共通です。
↓ちかいについて詳しくはこちら↓
「ちかい」をたてたスカウトは、いつどんな時でも行動指針としての「おきて」をまもります。
スカウトのおきて
1.スカウトは誠実である
2.スカウトは友情にあつい
3.スカウトは礼儀正しい
4・スカウトは親切である
5.スカウトは快活である
6.スカウトは質素である
7.スカウトは勇敢である
8.スカウトは感謝の心を持つ
↓おきてについて詳しくはこちら↓
モットーとスローガン
そなえよつねに
日日の善行
モットー・スローガンはボーイ年代以上では成人指導者を含め、共通となります。また、スローガンが「日々」ではなく「日日」になっているのは、一日一日と真剣に向き合い、「おきて」を実践してほしいという願いが込められています。
制服とサイン
基本的には成人指導者に準じます。
プログラムの一例
ベンチャースカウトに比べより自主的で自治的な活動を展開していきます。身の回りの問題解決から、国を飛び出し、国際的に課題を解決したり奉仕活動を行います。
まとめ
- 奉仕の心で社会や世界の課題に挑戦
- 自主的な奉仕による自己研鑽
- 社会人としてのつとめの模索と成長
より良いスカウティングを目指しましょう 弥栄