保護者の方向け

【独断】ボーイスカウトに向いていない人三選【偏見】

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子供の習い事にボーイスカウトを検討している方へ

子育て中の皆さまこんにちは!

皆様は子供たちに、

様々な経験をさせてあげたい!

学校では得ることのできない知識スキルを身に着けてほしい!

といった願いを抱き、子供の習い事として、ボーイスカウトを検討している方も多いかと思います。

ボーイスカウトでは、学校での教育や家庭での教育を補完する形で、

  • 社会性
  • 判断力
  • 行動力
  • 責任感

といった能力を、子供たち自らが伸ばしていくお手伝いをしています。

↓ボーイスカウト運動について詳しく知りたい方はコチラ↓

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しかし、どんな習い事でもそうですが、

子供が全然変わらない!

想像以上に家庭に負担がかかる!

と感じ、ボーイスカウトに入ったことを後悔してしまう方も存在します。

他の習い事と同様、お子様の相性よる「向き」「不向き」があるのはもちろん、ボーイスカウトでは、保護者の方の考え方によっても「向き」「不向き」が大きく異なります!

今回は、子供がボーイスカウトを始めると「こんなはずじゃなかった」「負担になる」と感じ後悔してしまう保護者の方の「考え方3選」を紹介します!

無理に活動してしまうと、ボーイスカウトの教育的効果を十分に発揮できなかったり、貴重な時間やお金を無駄にしたり、家族が不幸なったりしまいます。

今回は私が触れてきたスカウトと家族の皆さんを参考に、独断と偏見でボーイスカウトに向いていない、保護者の方の考え方3選を紹介します!

こんな人は要注意!

私の考えるボーイスカウトに向いていない保護者の方の考え方は次に3つです。

  1. 子供に目指してほしい目標がハッキリしている
  2. 子供の成長を短期的に実感したい
  3. 子供の習い事に自分のリソースを割きたくない

以上3点です。

例を上げながら次項で詳しく解説します。

向いていない人「3選」

1.目指してほしい目標がはっきりしている

  • 有名な〇〇大学へ進学してほしい
  • プロサッカー選手になってほしい
  • 外国語を駆使して世界で活躍してほしい
  • サバイバルキャンプの知識を得たい
  • 野鳥や植物など自然の知識を身に着けてほしい

なぜ後悔するか?

ボーイスカウトは結果にコミットしないからです(笑)

ボーイスカウトでは、「より良い社会人へと自らを成長させ続ける人間」を目指します。

裏返して言えば、特定のスキル専門的知識を身につけるために活動するカリキュラムではありませんやりたいこと子どもたち自身で見つけ、自ら実現していく活動を繰り返します。(様々な活動の結果、知識やスキルが身につくことはあります。)

そのため、上記のような具体的な子育て目標を達成するには、ボーイスカウトを経由した場合、目標達成の遠回りになる可能性があります。

「自主的な活動」を原則に掲げているため、なかなか目標に近づかなかったり、ときには目標を達成できない場合もあり、保護者はイライラを抱えてしまうかもしてません。

保護者も子供も、仕事に学校に忙しい時代です。

知識やスキルを身につける目的であれば、専門の習い事を優先していただくのが、子供と保護者の幸福につながると私は考えます。

2.短期間で成長を実感したい

  • 前回の試験よりも点数が10点伸びた
  • スポーツテストでのボール投げの飛距離が伸びた
  • 中学・高校受験の内申書が良くなった

なぜ後悔するのか?

ボーイスカウト教育は非常に長い時間かかかるからです

ボーイスカウトでは、他の習い事と違い、新たなスキルや知識の取得を目的としていません。

ボーイスカウトの教育システムは、子どもたちが元来持っている能力や、興味関心発見し、認めてあげることで、自ら成長する喜びを感じる経験を、繰り返し与えます。

そのような経験を積み重ね責任感があり、自らを律し自らを教育し、成長し続けるより良い社会人に成長することに貢献することを目的としています。

このような目標を達成するため、ボーイスカウトのカリキュラムは非常に長期的なもの(10年以上)となっています。

ボーイスカウトをしていて最初の項目にあった社会性・判断力が伸びたと保護者が実感できるのは難しいかもしれません

これらの特性は、子どもたちが社会人となり活躍していくなかで、他の人達との細かな差になって現れるからです。

このような理由から、短期的に大きな成長を実感したいとお望みの場合、ボーイスカウトでは期待に添えず、ニーズとのミスマッチにより、始めたことを後悔する可能性があります。

3.子供の習い事に自分のリソースを割くことができない

  • 仕事・家事・育児などが非常に多忙
  • 習い事のことは専門家に任せたい
  • 自分の時間が減ることに大きなストレスを感じる
  • 子供の習い事の指導は指導者で完結してほしい
  • 親戚・近所付き合い等に大きなストレスを感じる

なぜ後悔するか?

活動の運営、管理などのお手伝いをお願いされるからです。

まず最初にお断りしておきますが、上記のような考えを持っている方がいらっしゃっても、罪悪感を持ったりする必要はないと考えます。このように考えることは、子育てに過度に犠牲にならないように備わった、人間として自然な考え方で、劣っている特性ではく、個人は個人の幸福を追求すべきだと筆者は考えております。

閑話休題

子供がボーイスカウトに入ると保護者はボーイスカウト運動のお手伝いをお願いすることが多々あります。

デンリーダーなど、保護者のボーイスカウト運動への参加が、教育システムの中に組み込まれているのです。

また、ボーイスカウトは、カブ隊の「さだめ」やボーイ隊の「ちかい」毎日の生活の中での中で実践し、日常生活の全てにおいてその価値観を実践することを重要視しています。

その他にも、カブスカウトの必修科目の中には家庭の生活の中で保護者に認定していただく項目があったりと、制服を着て集会に参加している以外にもスカウティングは継続されます。

そのため、他の習い事と比べ、家庭への負担はどうしても大きくなります。

もちろん、仕事や子育て、介護など、現代では様々な負担を抱える保護者の方など、とても子供の習い事に割く余力がない方でも、お子様をボーイスカウト活動へ参加することは可能です。所属する隊や団が問題なく活動できるようサポートいたします。

しかし、手伝いを依頼されること自体をすでにストレスに感じてしまう方は十分に検討の上参加していただければ幸いです。

まとめ

向いていない方
  • 子どもに目指してほしい目標がはっきりしている人
  • 短期間ではっきりした成果を実感したい人
  • お手伝いを依頼されること自体にストレスを感じる人

ボーイスカウトの始め方

まずは実際の活動の見学がしたい!ボーイスカウトを始めたい!

下記公式サイトからお近くの団を今すぐ検索!

https://www.scout.or.jp/

お近くの団を検索いただき、お問い合わせボタンをタップしていただくとメールフォームが開きますので、必要事項をご記入の上ご連絡ください。

活動地域がわからない場合は、お気軽に各都道府県連盟に直接お問い合わせください!

より良いスカウティングを目指しましょう 弥栄